藤井のつぶやき日記-こころを置ける場所で、日々を重ねて-

こころ社労士事務所の藤井です!

今年は「なんだか例年ほど寒くない気がする冬」だと思っていたのですが、ここ数日で急に寒さを感じるようになってきました。
外に出るとあっという間に手先足先そして鼻先がキンキンに冷えてしまいます。
元気にこの冬を乗り越えるためにも、皆さまくれぐれも温かくしてお過ごしくださいね。

さて、今回のブログは1月22日に大阪府中小企業家同友会の北第一支部・北第二支部合同の1月例会で、
弊社代表の香川が報告者として登壇しましたので、その例会発表を聞いた感想を書いていこうと思います。


代表の報告は、経営の話であると同時に、生き方の話だと感じました。
うつ病を発症し、退職し、13年間の療養生活を経て起業に至るまでの道のり。
資料で見ると、たった数行で表せてしまうその期間には、想像もつかないほどの葛藤や苦しさがあったはずです。

「働きたくても、働けない」

代表の人生を振り返る中で、とても共感できる言葉です。
外に出ることすら難しく、社会との距離がどんどん広がっていく感覚。
働きたい気持ちはあるのに、身体もこころもついてこない。
働けないということは、怠けていることでも、努力が足りないことでもない。
ただ、そうなってしまう状態は確かに存在しています。
自分がその状態のことを受け入れても、社会が受け入れてくれないと感じることも正直あります。
代表の話は、精神疾患を抱えながらも働く(起業する)までに様々な困難な壁に直面したことを当事者の視点から語っていました。

起業をしたときの想いとして、仕事をする中で、こころを壊してしまう人を、これ以上増やしたくない。
働くことで、人が追い詰められてしまう社会ではなく、安心して、自分のペースで、役割を持って働ける社会をつくりたい。
「仕事でこころを壊さない社会を創る」
この言葉は、代表自身のこれまでの経験から生まれた、切実な願いなのだと感じました。
そして試行錯誤を重ねる中で、少しずつ形になっていったのが、「こころの元気100%」という経営理念だったのだと思います。

報告の中でも紹介されていたように「伝えなければ、伝わらない」「メジャーになりましょう」という言葉を受けて、
理念も想いも自分の中にあるだけでは意味がないと知り、言葉にして、外に出して、フィードバックを受けながら少しずつ磨いていく。
コツコツと継続的に発信をしていったその積み重ねが、今の「こころ社労士事務所」をつくっているのだと感じました。

その話を聞きながら、私はふと、初めてこころ社労士事務所に実習で来た日のことを思い出しました。
事務所の壁に掲げられていた、
「私たちは、個性を活かして幸せに働く職場づくりをし こころの元気100%の 社会を実現します」
という経営理念。
その言葉を目にした瞬間、私自身のこころがじんわりと温かくなったのを今でもはっきりと覚えています。
それまで、働く場所で掲げられている理念に共感したことはありませんでした。(そもそも理念を知りませんでした)
でもあのときは、
「素敵な理念だな。いいなぁ・・・」
ただ純粋にそんな気持ちになりました。
傷ついてきたこころがあるからこそ、この言葉を本気の願いとして受け取れたのだと思います。

この理念の下で、この環境で働けていることは、とてもありがたいことだと感じています。
それでも、就職してからの道のりは決して一直線ではありませんでした。
発表の中でも触れていたように、私が体調を崩し何日もお休みをいただき、迷惑をかけてしまったことが何度もあります。
申し訳なさと、情けなさと、「やっぱり自分はだめなのではないか」「社会に出る資格がない」という思いが、頭の中をぐるぐると巡る日もありました。

直近では、仕事量が増え、繁忙期に差し掛かるタイミングで、再び体調を大きく崩してしまいました。
結果的に、代表に大きな負荷と負担をかけてしまったと思います。
代表自身も本来は働くことにおいて配慮が必要なのに、と思うと本当に申し訳なかったです。

同時に、今回の例会報告で語られていた
「休んでも業務が回る仕組みをつくる」
ということがとても現実的な重みをもって意識されました。

体調管理は、今の私にとって間違いなく第一の課題です。
気合や根性でどうにかなるものではなく、日々の小さな選択の積み重ねで、ようやく保たれるものだと感じています。
だからこそ、個人の努力だけに頼るのではなく、仕組みとして支え合うことの大切さを、改めて実感しました。

今回の経験を通して、私は初心に戻ろうと思います。
先日のブログにも書いたように、
理念を基に、余白を持って、一つひとつの業務を丁寧に行うこと。
それが、今年の目標です。

今回の例会報告の発表の準備をするにあたり、事務所の現状を客観的に把握でき、
自分自身の課題もまた発見できました。
会社を通じてどのような価値を社会に提供したいのか、そのためにどのような実践をするのか。

私は障害を抱えながらでも、配慮してもらいながらでも、やりがいのある仕事ができています。
本当にありがたいことで、とても充実した日々を過ごせています。
これが、誰にでも再現できるかどうかは、正直、わかりません。
それでも、少しでも、同じように障害や不安、恐怖を抱えている人にとって、
「こんな働き方もあるんだ」と思える材料になれたらいいなと思っています。

働くことに前向きになれない人が、ほんの少しでも、自分の未来を想像できるようになるなら。
そのために、背伸びをせず、等身大の自分を、これからも発信していきたいと思います。

揺れながらでも、立ち止まりながらでも、安心して戻ってこられる場所がある。
「こころの元気100%」とは、きっと、そういうことなのだと思います。

これからも、この理念をこころに留めながら、この場所で、自分のこころの声を聞きながら働き、時間を重ねていけたらと思います。

このブログが、こころを大切にできる居場所と出会うための、小さなきっかけになりますように。

藤井鞠奈

藤井鞠奈

趣味は舞台観劇と温泉巡りとドラえもんを愛でること。
好物は松風焼きとたこ焼き、そしてひじき。
担当ブログ記事「藤井のつぶやき日記」のテーマを日々探しながら、たまに読書したりお散歩したりとひとりでのんびりゆっくりする時間を大切にしています。
保有資格:日商簿記検定2級、給与計算実務能力検定1級、図書館司書資格

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