令和6年5月31日茨木市文化・子育て複合施設 おにクルの会議室4にて第2回ChatGPTセミナーを開催しました。
ありがたいことに、セミナー告知後2日で満席となり、期待感が大きく結構プレッシャーではありました。
前日の5月31日に無料版の仕様変更があり、そのスライドを差し込むためバタバタと準備。スライド完成は当日10時でした。
今回実演した活用方法
ブログ作成
バージョンアップしたChatGPT-4oは日本語の性能がものすごく上がっています。短い命令文(プロンプト)だけでかなりの内容を掘り下げてくれます。
回答スピードも劇的にアップ。いままでカタカタと目で追えていたのがズタタタターって漢字で出力されてから確認するほどになりました。最初から緻密にプロンプトを組むのではなく、まずは簡単なプロンプトで出力させてそこから細かい指示をしていくと作成しやすい、というコツをお教えしました。
旅行プラン作成
今回のバージョンアップで「GPTs」と呼ばれる拡張機能が無料版でも使えるようになりました。部分特化させるプラグインみたいなものです。「Voyage Guide]というGPTsを使って城崎温泉1泊2日プランを立ててもらう、という実演をしました。
PDFの要約
これも今回のバージョンアップで無料版でも利用できるようになった機能です。何十ページものPDF資料を読み込ませ、要約を出力させる、という実演をしました。深堀りしたいところもあとから聞くことによって簡易チャットボット的なことができる、という内容です。
業界特化型服務規律作成
就業規則作成の際、一般的な服務以外に、そのお仕事ならではの服務を入れたい場合の使い方です。そのまま使うというより「こんな項目が必要ですよね?」という打ち合わせにつかう社労士業務に活かしている実演でした。
セミナーコンテンツ作成
テーマを決めてそのテーマに沿ったセミナーコンテンツやスライド案を作成することができます。今回のChatGPTセミナーは実はこの方法を使ってコンテンツ作成をした、というオチの部分を説明しました。
お伝えしたかったこと
「なんで社労士がAI?」と思うかもしれませんが、少子高齢化にともなう労働力不足を補うには必須です。
AIに仕事を取られるという発想でなく、AIに仕事を取ってもらうことによって生産性が上がり、ヒトにしかできないことにリソースを割いて、みんなが豊かになる世の中になればよいなと思います。
労働時間削減、多様な働き方のヒントが確実にあります。