休職者の回復とは病状だけではない

  • 休職者の対応が分からない
  • 休職者の対応に振り回されている
  • 復職させる基準がわからない
  • 診断書だけでは本当に回復しているか不安だ
  • 復職してもすぐ休みがちになる
  • メンタル不調者がチームに負担をかけている
  • 休職者を出さないために予防をしたい

このようなお悩みを持つ経営者・人事担当者は少なくありません。「休職と復職の繰り返し」は、その社員だけではなく、他の社員へも悪影響をもたらします。

考えなければならないのは「回復とは何か?」です。
医師は「病気」の診断をして、病気から回復すれば「就労可能」の診断書を作成します。
しかしながら、復職に必要なのは「病気の回復」だけでしょうか?

  • 病気の回復
  • 心の回復
  • 身体の回復
  • 頭の回復

これら4つの回復が復職には必須なのです。

病気の回復

充分な休養と服薬により、多くの場合症状は安定してきます。しかしながら、ここで焦ってはいけません。本人の「治った」という自覚と実際の「治った」にはギャップがあるからです。

中途半端な回復で復職すると再発しやすく、うつ病を始めとしたメンタル不調は再発すればするほど、より再発しやすくなり、ついには社会復帰不能となる可能性があります。

休職している間、「話す相手は家族だけ」になることは珍しくありません。メンタル不調になった後ろめたさや恥ずかしさで、友人や同僚と話す機会がなくなってしまうのです。場合によっては家族とも話さないこともあります。この状態からいきなり復職すると、非常にストレスを受け、再発する原因になります。

心の回復

たとえ親しい人、尊敬している人でも、「会話する」ということはストレスなのです。それが仕事となればなおさらです。人と触れ合うこと、言い換えれば社会性を取り戻すことが復職には不可欠なのです。

健康な人でも満員電車に乗ることは非常にストレスのかかることです。休職者が家で静養していて主治医から「就労可能」の診断を受けたとします。果たして満員電車に乗れるでしょうか?

身体の回復

まず大前提として、毎朝決まった時間に起床しなければなりません。そして満員電車に揺られ出社します。会社に着いたら疲れ切って何も出来ません。生活リズムを整え、体力をつけて身体の回復を図るのは復職には不可欠なのです。

頭の回復


当たり前ですが、どんな仕事をするにも「考える力」が必要です。休職中にその力は徐々に衰えていきます。ただし、仕事をしていないので本人に自覚はありません。すると復職したときに「今まで出来ていたことができない」ことに気づき焦ります。

メンタル不調に陥る人は、真面目な人が多いので、今まで休んでいた分を取り返すために更に一生懸命仕事をします。そして不幸なことに再発してしまうのです。

休職者が病院に通うことは必須です。ただし、病院任せにしていては復職の成功率は下がります。厚生労働省のデータによれば、復職者のうち約半数が再発して、再び休職したり退職したりしているのです。

休職からの復職にはリハビリが必要

ではどうするか。「心」「身体」「頭」のリハビリテーションが復職には必要なのです。病気そのものだけでなく、病気によって衰えた能力の回復が必要なのです。

こころ社労士事務所は「病院」「リハビリ施設」「家族」と連携して、大切な社員の復職をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。初回ご相談は無料です。

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